トム・ペティと言えば、アメリカの夢、良心、苦悩をR&Rのリズムに乗せて切実に歌う硬派なイメージがありますが、この記念すべきファーストアルバムは、いたってシンプルなロックスタイルの音に仕上がっています。
本国アメリカではBRUCESPRINGSTEENと肩を並べるほどのビッグネームですが、日本ではとうとう盛り上がらずじまいでした。ジャケット写真を見ての通り、やっぱりルックスが骸骨キャラなのと、くせのあるダミ声ヴォーカルが受け入れずらかったのかもしれません(T-T)。
さすがにまだ青臭い雰囲気が漂っていますが、いかにもデビューアルバムといった初々しい感じがとてもいいですね。
後に彼らの代表的ナンバーとなるゴキゲンなロックチューン"American Girl"と、ライヴでは今でも必ずプレイされている、ハイライトとも呼べる人気曲"Breakdown"を収録。
リリース 1976
レーベル MCA