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エリック・クラプトンの代名詞!スローハンド

エリック・クラプトン スローハンド

数あるクラプトン作品の中でも、何だかんだ言って一番よく聴いたのが、このアルバムだったりします♪


やっぱり有名曲がたくさん収録されているし、レイドバック感たっぷりのリラックスした雰囲気が実に気持ち良くって、取っ付きやすいところが最大の魅力なんですよね!


オープニングを飾る"Cocaine"は、親交の深いJ.Jケイル作のナンバーで、末長くステージで演奏され続けている人気曲。


2曲目の"Wonderful Tonight"もクラプトンを代表する、ライブでは定番のレパートリーとして人気の高い珠玉のラブバラードで、大親友ジョージ・ハリスンの元妻であり、略奪愛の末(?)に結ばれた、当時の妻パティとの甘い一夜を歌った名曲。(全米ビルボード.シングルチャート最高位16位を記録)


同じく最高位3位の大ヒットとなった、バンドメンバーのバックコーラスシンガー、マーシィ・レヴィとの共作である"Lay Down Sally"など、クラプトンの代表曲が多数収録されています。


ちなみに「スローハンド」というニックネームの由来ですが、どうやらヤードバーズ時代のライブステージに答えがあるようです。


何でもクラプトンは1回のステージで必ず数回は弦を切ってしまっていたらしく、その度にチューニングをスローにゆっくりとおこない、バンドメンバーやお客さんを待たせてしまう事があり、その間会場全体がハンドクラッピング(手拍子)をしながら待っていた...という理由から「SLOW-HAND」と呼ばれるようになったみたいです。


一時期ロックファンの間では、クラプトンのギタープレイが早弾きすぎて、逆にスローモーに見えてしまうから...という説が正解と思われていましたが、どうやらそれは名ギタリスト、エリック・クラプトンをより神格化させるために広まってしまった、いわゆるこれも一種の都市伝説のようなエピソードだった...と言えるかもしれません。


【アーティスト】 ERIC CLAPTON / エリック・クラプトン

【アルバム・タイトル】 SLOWHAND / スローハンド

【リリース/レーベル】 1977 / RSO