カントリーゴールドでおなじみチャーリー永谷さん唯一のアルバム

熊本県出身のカントリーシンガーで、１９８９年から始まった日本最大の野外カントリーミュージックイベント「カントリー．ゴールド」の主催者でもあるチャーリー永谷さんは、カントリーミュージックをワールドワイドに広めた偉大な功績が評価され、

１９８６年にケンタッキーカーネルの称号（ケンタッキー州の名誉州民）を与えられたのを皮切りに、テネシー、モンタナ、テキサス、ミネソタ、カンザス、ミズーリ、オクラホマ、ルイジアナ、アラバマ、ジョージア、アリゾナ、ミシシッピ、ノースキャロライナ、ノースダコタ、サウスダコタ、ワイオミング、ネバタ、カリフォルニア、ニューメキシコ、ヴァージニア、ネブラスカ、アイオワ、ウイスコンシン、メリーランド、マサチューセッツ、ロードアイランド、ニューハンプシャー、アイダホ、フロリダの実に全米３０州において名誉州民賞を受賞しました。

さらに２００５年にはアカデミー．オブ．カントリーミュージックにおいて「ジム．リーヴス賞」を受賞するなど、数々の栄誉ある足跡を残し今でも精力的に活躍されている、もっとも尊敬に値する偉大な日本人カントリーアーティストです！

そんなチャーリーさんが、１９９２年にナッシュビルでレコーディングをした唯一のアルバムが本作"CHARLIE NAGATANI SINGS COUNTRY GOLD"です。

アルバム全編を通して、カントリーミュージックのスタンダードをカヴァーした楽曲で統一されており、チャーリーさんが長年の米軍基地でのライブツアーで培ったカントリーソングへの愛情感がひしひしと伝わってくる、暖かさに満ち溢れた心安らぐ作品に仕上がっています。

チャーリーさん自身がもっとも影響を受けたという、ハンク．トンプソンの"WILD SIDE OF LIFE"にはEMMYLOU HARRISがゲストVocalで参加、ブルーグラスの名曲"ROCKY TOP"にはオリジナルアーティストであるOSBORNE　BROTHERSが、"Truck Drivin'Man"にはPorter Wagoner、そしてラストを飾る名曲"Tennessee Waltz / Kentucky Waltz"のメドレーには、大御所Bill MonroeがVocalとMandolinで共演するなど、COUNTRY GOLD来日組を中心とするゲスト陣がかなりゴージャスな１枚です。

他にも"Walkin' The Floor Over You"、"Crazy"、"Rose Of San Antone"などお馴染みのカントリースタンダードがいっぱい詰まってます。

そして本作のハイライトとも言える唯一のオリジナルナンバーで、今やカントリー．ゴールドのテーマソング的存在とまでなったチャーリーさんの自伝曲"My NameIs Goodtime Charlie"も、もちろん収録！

毎年夏の終わりとともに秋風が吹きはじめる頃になると、何だか無性にこの曲が聴きたくなってくるんです～！

今年で２２回目を迎えるカントリー．ゴールドですが、いつもと同じ約束の日に、約束の場所"南阿蘇アスペクタで行なわれます。アメリカからのラインナップは"Southern Comfort"の大ヒットで有名な男性シンガーBuddy　Jewellをトリに迎え、近年活躍がめざましい美人女性シンガー、Jullie Roberts、正統派カントリーを聴かせフィドラーとしても定評のあるClinton Gregoryの
３組がやってきます。

〈アーティスト〉チャーリ－永谷／ CHARLIE NAGATANI

〈アルバム．タイトル〉CHARLIE NAGATANI SINGS COUNTRY GOLD

〈リリース／レーベル〉１９９２／ Termite / Fuji Music