2002年の日韓ワールドカップで大活躍した、ドイツ代表キャプテンGK、オリバー.カーンの公式応援ソングです。そのガッツいっぱいの男気溢れるプレーで世界を魅了し、開催国である日本でも大人気となりました。
このシングルCD は、そんな彼の熱き"ゲルマン魂"を讃えるため、ドイツのグループPRiNZENによって発表され瞬く間に話題となり、当時マスコミも大きく取り上げたことから、問い合わせが殺到! 急遽ドイツBMG原盤のままの仕様で緊急発売したものの、品切れ続出SOLD OUTとなり大ヒットを記録しました。
内容は、母国ドイツ語、英語、日本語の各ヴァージョン+カラオケを収録。特に注目されたのはこの日本語ヴァ-ジョンで、もうなんとゆーか怪しい日本語の連続で、日本人だったら誰が聴いても大爆笑間違いなし!の歌詞です。その一部を、ちょっとだけ紹介しましょう。
♪足首、太もも、男の世界~ 人を寄せつけない~ その名は~ オリカン♪
♪女も酒も麻薬も賭けも~ 他人のこと~ おなかはぺっちゃんこ~♪その名は~ オリカン!♪
どうです、このシュールで意味不明な歌詞...なぜ欧米のアーティストが日本語で歌うと、こう変な解釈になってしまうのか、いつもそう思う永遠の謎です。
結局日韓大会では、決勝でブラジルに敗れオリカン率いるドイツチームは準優勝に終わりましたが、私の中でのMVPは、絶対にオリバー.カーンで決まりです!
後日談で知ったのですがこの人、子ども相手のチャリティーマッチのPK戦でも全部シュートをセーブしてしまい、子どもを泣かしてしまったこともあるらしいですね。
その理由についてオリカン曰く、「たとえ相手が小さな子どもであっても、ゴールを許すことは私にとって屈辱である」みたいなコメントを述べていたとか......。
かっこいい~! まさにこれぞ"ゲルマン魂"。曲がったことはすべて許さない、頑固一徹な所に惹かれてしまいます~! "大和魂"なんてもんこの時代にあるのか?つい疑ってしまいますが、"ゲルマン魂"だけはこの世にずっと存在し続けている、オリカンのプレーを見ていると、そんな気がしてきます。
アーティスト die PRiNZEN
タイトル OLLI KAHN
リリース 2002
レーベル BMG BERLIN MUSIK