「パース塾」は、遠近法(パース)の基本を解説した初心者用の書籍です。
一点透視、二点透視、三点透視の基本ときまりごとをわかりやすく解説しています。
パースに関しては、難しい解説本が多いのですが、この「パース塾」は、まず四角い箱を書くところから始まり、箱の角度、重なりなど少しずつレベルを上げていき、最後のほうで建物や人物を描くところまでいきます。
やはり、この本の特徴は、箱をベースにしたパースの基本を丁寧に解説しているところにあります。実際に手を動かし、角度の違う箱をいくつも書いていくことで、パースがどういうものか体感することができます。
人物や建物の具体的な書き方を解説した部分は少ないので、すでに基本を身につけている人は別の書籍をオススメします。
あくまで、パースの基本を身につけたい初心者向けの書籍です。