「大江戸の正体」は、東京都市史研究所理事 鈴木理生さんが書いた書籍です。
江戸時代の制度や町並み、人々の暮らし、風習、江戸の年中行事や貨幣経済、都市整備、宗教、仕事、身分制度について詳しく説明しています。
江戸時代は身分制度の厳しい時代で、ピラミッド型の階層社会でした。徳川家に仕える武士にも階級があり、一番下の与力、同心の年収は現在の貨幣価値に換算すると100万前後だったようです。
また、与力、同心の通勤時間は、片道1時間30分もかかったそうです。現在のように自動車も飛行機もない時代ですから、徒歩通勤ですね!仕事内容も肉体労働が多かったそうで、幕臣といえども最下層の人々の生活は厳しかったようです。
何か今の時代とあまり変わらないような・・・・