「この人は伸びないな」と思う社員は、「自立心がない人」と「言い訳をする人」自立心がない人は、与えられた仕事を言われたとおりにやりますが、そこまでです。上司から指示がなければ何もしない。
自分で考えることができない人です。自立心のない人は、自分からプラスアルファを生むことがないので、「いつもどおり、言われたルーティンワークを期限までに仕上げてくれれば、あとは期待していないから」と上司から見限られてしまうのです。
もちろん会社での仕事はお給料をもらうための手段と割り切るなら、そういう生き方もあり、ですけれど。
もうひとつの「伸びない社員」は仕事でミスをしたときに「言い訳をする人」。特に女性の場合、「でも」と「だって」が口癖になっている人が少なくありません。
上司や先輩から注意されたり叱られたりすると、「そうなったのには、ちゃんと理由がある」「悪いのは私じゃない」と反射的に思ってしまうのでしょうが、何と言い訳しようと、命じられたことを成し遂げられなかったのは自分の落ち度です。
それを自分以外の人や状況のせいにしている限り、成長はありません。たとえ、同僚や後輩のミスだったとしても、上司から頼まれたのがあなたなら、きちんと目配りして、ミスが起こらないようにリマインドしなかったのはあなたの失態。
「任せていただいたのに、期待に応えられなかったのは私のミスです」と受け入れるところから始めなければ、いつもでたっても「言い訳する人」から脱出できません。・・・ここから先は「なぜかいい仕事がやってくる女性の働き方36のルール」をお読みください。
おすすめ度☆☆☆☆
仕事でミスをすると、誰しも自分かわいさに、他人のせいにしたり、環境のせいにしてしまいがちです。「私は一生懸命にやったのに・・・」「ミスしたのは○○さんのせい!」と言い訳したくなりますよね。
私もこれまで数々のミスをしてきましたが、最初のころは言い訳ばかりしていましたね。「仕事を受注できなかったのは他社が安い金額を提示したから」とか「契約内容のことでお客様からクレームがきたときも、それはお客様の勘違いです」とか・・・
言い訳をして何とかその場を取り繕っても、そんなことを何回も繰り返していては信用もなくなります。例え一生懸命にやったとしても、例え自分以外の人が原因だったとても、任された仕事を完遂できなければ自分の責任なんですよね。
自分の責任として受け入れて、同じミスを繰り返さないためにはどうしたらいいのかを真剣に考えることのほうが、ビジネスマンとしても、人間としても成長するのだと思います。
成果なくして、やりがいなし
こうすれば、目に見えて成果は出せる
叱られたときこそ、成長のチャンス
職場で涙を見せていませんか?
チームのなかで上位20%に食い込もう
「私にムリ」は禁句
時間的なロスは、仕事の質でカバー
資格は手段、取ること自体を目的にしない
デキる女性は、頼り上手
信頼貯金は、自分が思う以上に目減りしやすい
社内恋愛はなぜか女性だけが損をする
根回しをすれば、よりよい結果が生まれる
仕事でミスを繰り返す
仕事でミスをすると言い訳してしまう
がんばっていても認められない
上司との相性が悪い
職場の人間関係に悩んでいる
仕事で成果を上げたい
叱られたり、注意されると落ち込んでしまう
書籍タイトル:なぜかいい仕事がやってくる女性の働き方36のルール
定価:1,300円