人を信用したい、好きになりたいと思っても、どうしても嫌いな人がいるというケースもあるでしょう。
もともと人好きで、比較的簡単に周りの人を好きになれる私でさえ、以前は「この人は私と合わない」と感じる人もいました。そんな時は「人を嫌いになったら負け」という発想を持ってみましょう。
「人を嫌いになったら負けだと思いなさい」というのは、小さい頃に伯母から教えられたメッセージです。
「仕事をしていく上で、社長でも、上司でも、部下でも、取引様でも、お客様でも、どんな人でも、これから付き合っていかなくてはならない相手だとしたら、嫌いになると自分が辛くなる。それなら好きになってしまったほうが、自分も相手もずっと楽しく仕事ができるでしょう。
人間は、1つくらい必ず良いところがあるはずなのに、それを見つけられずに嫌いになってしまうとしたら、自分が負けているのだ」と言われたのです。このメッセージを聞いたとたん、私の世界からは、「自分の周りの人を嫌いになる発想」はなくなりました。
「自分の周りの人は必ず好きになれる」という世界に変わったのです。そういう発想をすると、人の長所にフォーカスできるようになります。どんな人にも1つは良いところ、好きなところを見つけられるようになるのです。
コツは、相手を好きになり、その人に興味を持ち、好意的に話しかけていくことだけ。相手に興味を持てば、会話のきっかけが見つかり、会話のキャッチボールが始まります。
このとき以来、私の周りには「この人は合わない」という人がいなくなり、「大好きな人」から「まあまあ好きな人」だけになりました。そして自分の周りが「大好きな人」から「まあまあ好きな人」だけになると、自分のことを嫌う人もいなくなります。
人間というのは、自分を好きでいてくれる人のことを、なかなか嫌いにはなれませんから、自分から相手に好感を持つと、鏡のように相手からも好感を持ってもらえるのです。これはすごいことです。
人に好かれようと思っても、どうやったら好かれるようになるのかわからないでしょう。どんな人に好感を持つかは人それぞれ違いますから、相手の気に入られそうなことを言ったつもりでも、その言葉が気に障る人もいるかもしれません。
だから、みんなに好かれようと思って自分を作ることは、とても難しいのです。相手を好きになろうと素直になることで、自然と相手に好かれてしまうなら、こんなに素晴らしいことはないですね・・・ここから先は「人生を変える!夢の設計図の描き方」をお読みください。
おすすめ度☆☆☆☆
同じ職場に嫌いな人がいると何かと問題があります。気分もよくないし、仕事にも支障をきたすことがあるかもしれません。人生において職場で過ごす時間ってけっこうなウエイトを占めますから、できるだけストレスを受けないようにしたいものです。
自分の周りが「大好きな人」から「まあまあ好きな人」だけになれば、確かにストレスを少なくすることができます。
職場に嫌いな人がいるといっても、本当に心底大嫌い!というケースは稀で、多くの場合、こちらの思い込みであったり、一度嫌な思いをさせられたから嫌いになったなど、ちょっとしたトラブルやささいな出来事がきっかけになっています。
人間だれしも虫の居所が悪いときもあるし、気分がのらないときもあるわけですから、一度や二度嫌な思いをさせられたとしても、それで相手を全否定するのも問題があります。
そう考えると、相手を好きになり、その人に興味を持ち、好意的に話しかけるということはそんな難しいことではないように思えます。
同じ職場に嫌いな人、苦手な人がいる方は、笑顔で話しかけてみてはいかがでしょう。「嫌いな人」が「まあまあ好きな人」になるだけでも大きな効果だと思います。
今回紹介している「人生を変える!夢の設計図の描き方」では、どうやって夢を見つけ設計図を描いていくのか、一歩を踏み出すための考え方や発想法、どうしたら夢の実現を加速することができるのか・・・など夢を実現させるマインドや方法を実例をまじえながら解説しています。
著者である鶴岡秀子さんは、ショップの店員からベンチャー企業を立ち上げ10億を超える売り上げを達成!その会社を売却して、泊まることで世界に貢献できるというコンセプトの「伝説のホテル」を創るというプロジェクトを現在進行形で行っています。
自分らしくない夢は、いつか続かなくなる!
本気の人は、全てを糧にしてしまう!
「この夢なら叶いやすそうだ」という発想をすると、夢は実現しない
心のバリアを外して人を信用する
目の前のことに一生懸命になる
絶対に全ての出来事をラッキーに解釈しよう
自分を信じられる自分でいよう!
自分に自信がない
夢が見つからない
今の自分を変えたい
何かきっかけをつかみたい
自分らしく生きたい
書籍タイトル:人生を変える!夢の設計図の描き方
定価:1300円