日頃、言いたいことがあっても気持ちを抑えて、グッと息をのんでしまうこと、ありませんか?ストレスを多くかかえている現代人は、気持ちを抑えたり、緊張が続いたり、ストレスや冷え性などの理由から、呼吸が浅くなっている傾向にあります。
浅い呼吸では、新鮮な空気は肺全体に行きわたらず、上のほうしか入れ替えることができません。からだの中には古い気がたくさんたまったまま。
古いエネルギーがいつまでも残ってしまい、それが気持ちの入れ替えを半減させてしまいます。緊張やストレスを感じたとき、疲れた心の新陳代謝を改善し、手軽に胸のつかえを取り去る方法があります。それが、「ため息健康法」です。
「ため息」というと、「ひとつため息をつくたび幸せが逃げていく」など、ほとんどの人はマイナスなイメージを思い浮かべるでしょう。しかし、実は深い呼吸をすることで、溜めていた古いエネルギーとさよならでき、からだと心をクリアにすることができます。
すなわち
ため息=「溜めた古い気」を吐き出す。
ということです。ストレスがたまると自然とため息をついてしまうのは、悪い気を溜めないために自然に備わった人間の知恵なのです。
ため息は、幸せを呼び込み、前向きになるための心の浄化にもなるのです。不平不満があったとき、ストレスを感じたとき・・・息を吐きながら、それらのものがからだの中から出ていくイメージを思い浮かべながら、大きなため息をついてみましょう。
心の疲れや、言わないで溜めていたこと、いやだなと思うこと、また、こり、冷え、むくみなどが、からだの外にスポンッと、出ていくイメージです。肺の底から空気をすべて搾り出してしまうかのような、大きなため息です。
胸に溜め込んでいいた息を、大きく声を出しながら思いっきり出します。息を吸いながら肩をギューと上げて、吐くときにストンと落として声を出すと、より吐き出せます。
「はぁぁぁぁぁーー」
どうですか?一瞬にして、イメージしたネガティブなものが、からだの外に出ていったのを感じませんか?それだけでなく、からだが温かくなったのにも気づくと思います。
大きなため息と一緒に古い気が出ていき、新鮮な空気が入ってくることで、新陳代謝が起こります。全身が温まり、肩を上げてみると軽くなったな、などと体感するとともに、スッキリとした顔つきに変わっていることでしょう。
はじめは、人の目が全く気にならない、自分の部屋で、お風呂の中や、寝る前のベッドの中でもいいかもしれません。
「疲れがたまってきたな」「緊張しているな」と感じたら、あえて意図的に前向きになるためのため息、「溜めた古い気」を、ため息と一緒に吐き出してみましょう。・・・ここから先は「自分でできる心とからだの浄化法」をお読みください。
おすすめ度☆☆☆☆
「ため息」と聞くとネガティブなイメージを持っている人が多いと思います。私もそうでした。
しかし、ため息の原因がストレスや疲れの場合、大きなため息をつくことで体の中に溜め込んだ「古い気」をを吐き出しリフレッシュすることができると考えれば、ため息もポジティブなものに変わります。
最近は「呼吸法」に関するさまざまな本が発売されていますが、「呼吸法」と聞くと何か難しそうで、始めたとしても続かないという声をよく聞きます。
しかし、「ため息」ならだれでもついたことがあると思うので、実践するのに難しいとは感じないでしょう。ストレスが溜まっている、疲れがとれないと感じている方は「ため息健康法」を実践してみてはいかがでしょうか。
今回紹介している「自分でできる心とからだの浄化法」では、「気の流れ」「からだの流れ」「いのちの流れ」「ツキの流れ」「魂の流れ」を改善する方法を説明しています。
これらの流れを改善することで、不要なものを出し、新しいエネルギーを取り入れ、健康な心とからだを取り戻すことができるそうです。
毎日の生活の中で、無理なくできる方法を紹介しているので、自分のペースで実践することができます。
感謝の笑顔、してますか?
睡眠は最も重要な浄化法の1つです
一日の終わりは足を温める
執着を手放すと、からだも心も楽になる
書くことで感情を手放す
心の痛みを思い出すのも記念日にする
幸福へのパスポートは感謝神経を磨くこと
ストレスが溜まっている
イライラすることが多い
よくため息をつく
朝、スッキリ目覚めるようになりたい
笑顔でいたい
心を豊にしたい
書籍タイトル:自分でできる心とからだの浄化法
定価:1200円