「マナー」というと堅苦しい印象を受けるかもしれませんが、本来、「マナー」とは、「相手を思いやる心」と「相手への感謝」が、しぐさに現れたものです。
コートを玄関の外で脱いで入る、というのは、屋外の汚れを持ち込まないという配慮。人が来たとき立ち上がって迎えるのは、こちらが出向かないのに来てくれたことへの感謝とねぎらいの気持を、せめて立つことで表しているのです。
そう考えると、「決められたマナーの通りやらなければ」というのではなく、「どうしたら相手が快くなるか、相手への感謝を伝えられるか」という行動を自然にできるのが、「マナー美人」なのですね。
所作で意識をするといい部分の一つが「指先」です。ものを受け取るときは、片手で受け取るのではなく、両手を揃えて受け取りましょう。それは相手に対しても、ものに対しても敬意を表すことになります。
名刺などをいただくときも、両手を揃えて押しいただくと、丁寧な印象になります。そのとき、忘れずに、指先を揃えておいてください。そして、「洗練された女性は、二つの動作を一緒にやらない」というのも覚えておきましょう。
食事をするとき、椀をもつときはまず箸を置く。また、仕事をするときも、パソコンに向かっているときに話しかけられたら、まず手を止めて、向き直ってから話に応ずる・・・そうすると、相手は「丁寧に対応してもらえた」という印象を持つようになります。
ほんの少しの手間を省いてガサツな印象を与えるより、「どうしたら相手が快い?」と思いながら動いてみましょう。
美しい姿勢をして、キレイな箸さばきで、みんなが加われる話題を振りながら、食べ物に感謝して美味しそうに残さず食べる人。
相手を敬う心遣いが随所で現れるしぐさのできる人・・・。そういう人こそ、「美しい」「品位のある」ステキな女性なのです!・・・ここから先は「7日間でぜったい美人になる超開運BOOK」をお読みください。
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