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キャッシングの返済と取り立て

キャッシングでお金を借りた後は、当たり前ですが返さなければいけません。返済期限を経過しても決められた返済がされないと、その時点で回収作業が始まります。ヤミ金融の取り立てとして、過去には行き過ぎた行為がテレビなどのニュースなどにも取り上げられていました。


しかし、今現在は賃金業規制法が施行され、脅迫じみた行為や夜間の取り立て、勤務先等の電話催促や訪問、第三者への弁済要求などが禁止されています。最近のキャッシングでの督促は、滞っている期日によってどのような回収をするのかきちんと定められています。初めて滞った時点では、返済を促す督促状というものが送付されます。


督促状に反応がないままだと、自宅や携帯に連絡が来るようになります。その時点でも返済がなされない場合は、職場や実家などに通知が行くことになります。今ではキャッシングの返済が滞っても、第三者に触れまわるというような乱暴な事はありませんが、督促の電話が職場にかかってくることで、周囲に気取られて気まずい思いをすることもあるかもしれません。


これまでの返済要求にも返金がされない場合には、自宅へ直接訪れ、徴収をする事になります。返すお金がないからと、逃げていても借りた事実は消えません。最終段階になると訴えられ裁判沙汰になることもあります。この場合の裁判の結果は見えています。借主に対して、支払い命令が降りることになるでしょう。


簡単に借りられてとても便利なキャッシングではありますが、足元ばかりではなく、返す充てをしっかりと見据えてのキャッシングでなければ、自分の首を絞めてしまうだけの結果になってしまうかもしれません。