車検見積もり・部品交換の費用
同じ自動車で3回目の車検をするということは、それなりの年数を乗り続けていることを意味します。そのため、1,2回目の車検では点検だけで済んだ箇所でも、3回目ではしっかりとメンテナンスをしたり、状態によっては部品交換が必要になる場合もあります。
もちろん何か所もの部品を交換すると、かなりの車検費用がかかるかもしれません。金額次第では、車検を受けて乗り続けるよりも新車を購入した方が良いケースもあるので、事前にしっかりと検討しましょう。3回目の車検で交換するのが望ましい部品としては、エンジンオイル、バッテリー、ブレーキオイル、冷却水、マフラーなどが挙げられます。
この中でも特に重視したい部品は「マフラー」です。マフラーはエンジン音の消音が主な役割ですが、その他にエンジン作動時に発生する高温の水蒸気の通り道でもあります。この水蒸気とは、ガソリンが燃焼する時の反応でできるもので、エンジンからマフラーに送られてくると外気に冷やされて水に変わります。その水は、通常はマフラーからポタポタと落ちますが、内部に溜まってしまう場合も少なくありません。
そしてその状態を放置していると、腐食して穴ができてしまうことも多いようです。そうならないように、マフラーは消耗品ととらえ、特に定期的な交換が必要です。交換費用は3万円ほどかかるようです。3回目以降の車検の場合には必ず費用の見積もりを取って、そのまま乗り続けるのか、新車に買い替えるのかを考える必要があります。