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軽自動車と普通自動車の車検の違い

車を持っているのであれば必ず車検を受けなければいけませんが、普通自動車と軽自動車では、車検の手続きをする際にいくつかの違いがあります。まず、車検でかかる様々な費用の中には、軽自動車の方が安いものがあるという点です。


例えば、有効期間2年の自賠責保険の保険料は、普通自動車では12600円以上ですが、軽自動車は8800円と、かなり割安です。また車検の際に支払う印紙代は、普通自動車が1500円で、軽自動車は1400円です。


それと、車検を受ける場所も普通自動車と軽自動車では異なります。普通自動車が車検を受ける検査場は、陸運局が管轄している場所です。軽自動車については、各都道府県の「軽自動車検査協会」が設置した検査場で車検が行われています。


軽自動車で初めて車検を受ける人、ユーザー車検を行う人は、間違えないように気をつけてください。車検の所要時間にも違いがあるようです。普通自動車よりも軽自動車の方が車検に時間がかからず、ほとんどの場合、1時間もあれば終了します。


なお、車検の申し込みは普通自動車、軽自動車とも共通で、「自賠責保険証明書」「自動車税納税証明書」「点検記録簿」「自動車検査証」です。このうち、自動車税納税証明書は銀行振替などで納付済みの場合には郵送されてきます。


自分で払い込みをしている場合には、通知書に添付してある領収書欄に納付した際に押印をしてもらいます。このように、同じ自動車でも軽自動車の場合には車検費用が安いですし、車検も時間をかけずに済ませることができます。それらを考えて軽自動車を選ぶ人もいるようです。