便秘解消のツボ 合谷、足三里、天枢、便秘点
便秘が長期にわたると、肌荒れ、食欲低下、肩こりなどさまざまな悪影響が生じます。また、大腸ガンのリスクを高めることでも有名なので、日々の食生活を整えたり、ストレスを解消したりし、改善を図る努力が求められます。
そのうえで、便秘の有効なツボがある腹部、背中、手、足などを刺激すると、より高い効果が発揮できます。以下で代表的な便秘予防のツボを紹介しましょう。
■合谷(ごうこく)
手の親指と人差し指の根元に位置しており、便秘に有効なことで知られています。また、肩こりを和らげる作用もあるので、さまざまな場面で役立ってくれるでしょう。
■足三里
膝の皿から親指の太さで4本くらい下に位置しており、胃腸関連の疾患を和らげます。
■天枢(てんすう)
腹部のツボで有名なのが天枢です。天枢の位置は、へそから指で3本くらい外に位置しており、胃腸疾患全般によいとされます。ちなみに、天枢という名前そのものが、胃腸疾患を和らげるという類の意味合いがあります。
■便秘点
肋骨の最も下の部位から、さらに指2本くらい下がり、背骨の中心から指で4本分くらい外よりにあります。多くのツボは、非常に小さな点であるため、簡単に発見することは困難です。
しかし、指圧してみて周囲と比べて痛く感じられる箇所は、何らかのツボが位置しているのが普通です。そのため、どうしても詳しい位置がつかめないときは、周辺を指圧して痛く感じたところをメインにしてマッサージしていきましょう。