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アルコール依存症の人はお酒を飲むと人格が変わる

アルコール依存症は精神疾患の1つです。アルコールがないと生きていられないという状態のことをいいます。テレビドラマなどでアルコール依存症の父親の暴力が耐えられないといった設定がありますが、どこにでもあり得る話といえるでしょう。


お酒は元々、飲みすぎると人格を変えてしまうことがあります。飲みすぎて乱暴になったり、意味不明な行動や言動を行ったりする人もいます。普段おとなしい人、まじめな人ほど豹変の度合いが激しくなります。


アルコール中毒は、自分の身体を破壊する危険なものです。そして、家族や周りにいる人にも迷惑をかけてしまうことを覚えておきましょう。アルコール中毒の人は、お酒を飲み始める時に、「お酒をやめよう」「量を減らそう」と決意します。しかし、飲み始めてしまうと自分で制御することができません。


アルコール依存症は自分の力では改善できないことも知っておく必要があります。すでに自分だけの問題ではなくなるのです。中毒症状を改善していくためには、家族や周りの人の助けが不可欠です。


実は、男性よりも女性の方がひどい症状になりやすいそうです。これは、女性特有のホルモンバランスが原因といわれています。中毒症状が余りにもひどい場合は、治療のために入院が必要となるでしょう。


ただし、たくさん飲む人がアルコール依存症という訳ではないので安心してください。アルコール中毒の症状を感じ始めたら、家族や周りの人の協力を得て、解決していくようにしましょう。