ハリウッドの暴れん坊ラッセル・クロウ主演の映画「ロビン・フッド」を観てきました。監督リドリー・スコット 主演ラッセル・クロウといえば、そう!あの「グラディエーター」のコンビです。
2000年公開の「グラディエーター」以降「アメリカン・ギャングスター」や「ワールド・オブ・ライズ」などリドリー・スコット作品に出演が多いラッセル・クロウですが、やはり戦う男が似合います!
鎧に身をまとい槍や剣を持った姿のラッセル・クロウはとてもかっこいいですね!
ストーリーは1190年代のイングランドが舞台です。国王リチャード1世の十字軍遠征に参加したラッセル・クロウ演じるロビン・ロングストライドは、戦死したロバートロクスリーの遺品である剣を届けにノッティンガムを訪れます。
ロバートロクスリーの父親であるノッティンガム領主ウォルター・ロクスリーから、跡継ぎがいないと領土を没収されてしまうためロバートの身代わりを頼まれます。
ロビン・ロングストライドは、十字軍遠征で共に戦った仲間とともにノッティンガムの領民のため、イングランドのため!侵略してきたフランス軍と戦います。
この映画のみどころは、やはり後半のフランス軍との戦いです。ハリウッドならではの美しい映像と壮大な戦闘シーンは見ていて時間のたつのも忘れるぐらい迫力がありました。戦いといっても、血しぶきが飛ぶような残酷なシーンはほとんどないので、女性や子供でも見ることができますよ!
ただし、ストーリー性が弱いので感情移入できないと言うか、盛り上がりがいまひとつといった感じです。ロバートロクスリーの妻マリアンに対する恋愛感情もあまり上手に描けていません。このストーリー性が貧弱な部分が「グラディエーター」より見劣りします。
映像美と迫力ある戦闘シーンは一級品ですが、脚本、ストーリー展開は三級品といったところです。アクション映画が好きな人向けの作品ですね。
「ワールド・オブ・ライズ」で役づくりのために20キロ太ったラッセル・クロウですが、この「ロビン・フッド」では鍛え上げた肉体を見せています。鎖帷子をとり、上半身裸になるシーンがあるのですが、筋肉もりもり!腹筋も割れてます!さすがハリウッドの役者ですね。しっかり筋トレしてます(笑)
あと、おまけですが、最後のエンドロールが良かったです。この「ロビンフッド」では、通常のエンドロールの前にペイントタッチの映像が流れます。この映像がアーティスティックでかっこよかったです。これから観にいかれる方は最後まで席を立たずに見てほしいです。