眼精疲労 目の充血、ぼやけ
多くの人は、目に疲労を覚えたときは、無意識に目頭やこめかみを指圧していることが多いものです。また、首の根元を指で押したりしながら、疲れ目を解消しようとする人もいるでしょう。
これらの行動は、ほとんどが無意識に行われていますが、実際には目のツボに効く箇所を指圧しているのです。しかし、本格的な効果を望むならば、やはり意識的にマッサージするのが効果的です。
目に疲れが蓄積すると、充血、かすみ、ぼやけ、などの症状が現れるようになります。このような状態は、目を使う仕事の効率を悪くするほか、目の乾燥やドライアイなどへと発展するケースもあります。
眼精疲労を放置しておくと症状が悪化するという性質があるため、いち早く解消を進めるべきです。
■目の疲労に効果的なツボ
睛明、さん竹などをマッサージすると、疲れ目の解消に役立ちます。睛明は、目頭と鼻の中間の引っ込んだところに位置しています。さん竹は、眉のサイドに位置しています。
2種類のツボは、親指と人差し指を使ってマッサージしていきます。ここでは、2箇所のツボを一緒に押すようにすると、より疲れ目解消の効果が望めます。
また、睛明・さん竹以外にも、目のツボはたくさん存在しています。正確な位置を把握することは、素人には難しいかもしれませんが、指圧したりマッサージしたりして心地よさが味わえるツボは、疲れ目の解消に適しています。
尚、指圧やマッサージのとき、人差し指の力が強い人は、中指に変更して行うとよいでしょう。