630年1回目の遣唐使を派遣した天皇と遣唐使の名前は?
618年に唐が建国されると、前王朝の隋と同じく日本は遣唐使を送ります。630年に最初の遣唐使が派遣されますが、このときの天皇と遣唐使の名前は?
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舒明天皇(じょめいてんのう)と犬上御田鍬(いぬがみのみたすき)です。
推古天皇が崩御すると、敏達天皇の孫である田村皇子が即位して舒明天皇となります。
舒明天皇は、630年に最初の遣唐使を派遣します。このときに選ばれたのが犬上御田鍬です。
犬上御田鍬は最後の遣隋使であり、最初の遣唐使でもあります。
632年犬上御田鍬が帰国する際に、608年に遣隋使として小野妹子らとともに海を渡った僧旻が日本に帰ってきます。
僧旻はのちに国博士となりました。中国の知識や文化、技術を学ぶために派遣された遣唐使は、894年に菅原道真(すがわらのみちざね)の建議によって中止になるまで継続されました。