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日本で最初に重祚(ちょうそ)した天皇は?

孝徳天皇が崩御した翌年に飛鳥板蓋宮(あすかいたぶきのみや)で重祚(ちょうそ)した天皇は?

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斉明天皇(さいめいてんのう)です。

孝徳天皇は都を難波長柄豊碕宮に移していますが、政策上の対立から皇極天皇と中大兄皇子は飛鳥に戻っていました。皇極天皇の弟が孝徳天皇、皇極天皇の子が中大兄皇子です。

654年孝徳天皇が難波長柄豊碕宮で崩御すると、翌年飛鳥板蓋宮で皇極天皇が重祚して斉明天皇となりました。重祚とは一度退位した天皇が再び即位することです。

日本で重祚した天皇は「皇極天皇→斉明天皇」「孝謙天皇→称徳天皇」の二人だけです。

斉明天皇の重祚は中大兄皇子に皇位を譲るまでの中継ぎであったと考えられています。