690年に作成された戸籍は?
690年持統天皇(じとうてんのう)の命令で作成された戸籍は何でしょう?
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庚寅年籍(こういんねんじやく)です。
飛鳥浄御原令(あすかきよみはらりょう)に基づき作成された戸籍が庚寅年籍です。
670年に作成された庚午年籍(こうごねんじゃく)は、日本最初の全国的な戸籍で氏姓の根本台帳です。
庚寅年籍は班田収授を確実に実行するために作成されたといわれています。戸籍を作成して人民に田を支給して税金(祖)を徴収するためのシステムです。
庚寅年籍は農民支配の根本台帳となり、以後6年ごとに戸籍が作成されました。庚午年籍、庚寅年籍ともに現存していません。