律令制の官庁である二官の職務内容とは?
律令制の官庁である二官八省一台五衛府(にかんはっしょういちだいごえふ)のうち頂点に位置する二官の職務内容を答えてください。
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二官とは神祇官(じんぎかん)と太政官(だいじょうかん)です。
神祇官は祭祀を行い、太政官は一般政務を行いました。
古代において国家、国民の平和と繁栄を祈る祭祀はとても重要な行事でした。それを司る神祇官は太政官と並び律令制の最高官庁に位置しました。
実際は政務を行う太政官の方が上であったようです。
太政官は太政大臣、左大臣、右大臣、大納言、少納言、左弁官、右弁官で構成され、あとから中納言と参議が追加されます。太政官の下に八省が置かれました。