大坂城(おおさかじょう)です。
織田信長と浄土真宗本願寺派との戦い(石山合戦)で焼失した本願寺跡地に、豊臣秀吉が築城した城が大坂城です。
5層の天守を持つ巨大な城で、本丸完成後も改修を重ね、豊臣秀頼の頃には惣構を構築して難攻不落の城と呼ばれました。大坂冬の陣では城の南側に真田丸が築かれ、徳川の軍勢を撃退しています。
夏の陣により豊臣時代の大坂城は焼失します。その後大坂城は徳川幕府によって再建されますが、1665年の落雷で天守が焼失したため、以後天守なしの城となりました。昭和に入り再び天守が再建され現在に至ります。