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豊臣秀吉が鋳造した金貨は?

豊臣秀吉が後藤徳乗(ごとうとくじょう)に命じて鋳造した金貨を何と呼んでいますか?

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天正大判(てんしょうおおばん)です。

1588年豊臣秀吉が彫金師 後藤徳乗に命じて鋳造した金貨が天正大判です。

サイズは縦15cm 横10cmで、重さは165g、金の含有量はおよそ73%とされています。表面には「拾両」「後藤」の文字と「花押」が墨書きされています。

菱形をした桐紋の極印(きわめいん)が上部に一箇所、下部に二箇所打たれているので「菱大判」とも呼ばれます。

天正大判は朝廷や公家などへの贈答品、家臣への恩賞として使用されたと推測されています。