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1588年豊臣秀吉が発布した倭寇(海賊)を取り締まる法令は?

1588年豊臣秀吉は西国の大名に対し、海賊を取り締まる命令を出します。この法令を何と呼んでいますか?

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海賊取締令(かいぞくとりしまりれい)です。

豊臣秀吉の時代の倭寇は後期倭寇と呼ばれ、中国人が主体となっていました。秀吉は西国の大名に対し、日本の沿岸で活動していた日本の海賊と後期倭寇の取り締まりを命じます。

秀吉は南蛮貿易に力を入れていましたが、西国の大名も貿易で利益を得ていました。大名と海賊は持ちつ持たれつの関係であったことから、海賊を取り締まることで密貿易を減らし、貿易の統制を行おうとしたと考えられています。

この法令により日本の海賊の活動は縮小されました。日本の海賊と取引をしていた後期倭寇も取引相手を失うことになり、明が倭寇の取り締まりを強化していたこともあり、後期倭寇は衰退していきました。