現在の皇居は江戸時代何と呼ばれていましたか?
東京の千代田区にある皇居は江戸時代何と呼ばれていましたか?
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江戸城(えどじょう)です。
江戸城は、扇谷上杉氏の家臣 太田道灌(おおたどうかん)が、1457年に築城したとされています。戦国時代には関東を支配する後北条氏の領有となりますが、豊臣秀吉によって後北条氏は滅ぼされます。
江戸城は国替えとなった徳川家康の居城となり、家康が幕府を開くと、改修を重ね5層の天守と惣構を持つ広大な城が完成します。1657年に起きた明暦の大火で天守が焼失すると、その後は天守なしの城となりました。
1868年15代将軍徳川慶喜(とくがわよしのぶ)が江戸城を開城すると、明治新政府は東京城(とうけいじょう)と改称し、京都から明治天皇が移り宮城となります。皇居という呼び名は太平洋戦争後から使われました。