異様な風体や行動で社会秩序を乱した人たちは?
江戸時代初期、異様なかっこうや行動をとり社会の秩序を乱した者たちを何と呼んでいたでしょう?
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かぶき者です。
戦国の時代が終わり江戸幕府の統治が安定すると、体制や待遇に不満を持つ者たちのはけ口としてかぶき者が出現します。
かぶき者の多くは武士(旗本や御家人)、武家に仕える奉公人、町人など身分の低い人たちで、旗本奴(はたもとやっこ)や町奴(まちやっこ)と呼ばれました。
異様な風体(ふうてい)や行動で周囲を威圧したり、迷惑な行為を行うことも多く、社会秩序を乱す存在として取締りの対象とされました。