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1657年江戸城の天守が焼失した火災は?

1657年江戸で起きた最大の火事を何と呼んでいますか?

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明暦の大火(めいれきのたいか)です。振袖火事(ふりそでかじ)ともいいます。

本郷丸山町から出火した火災は江戸の町に広がり、市街地の半分以上が焼失する大火災となりました。

この火災の死者はおよそ10万人とされ、江戸城の天守も焼け落ち、本丸と二の丸も焼け、西の丸がかろうじて残りました。

幕府は犠牲者を弔うため「万人塚」を築きます。この塚が回向院(えこういん)の始まりだとされています。

焼失した市街地の復興に多額の資金が必要になったため、江戸城天守の再建は先延ばしされました(江戸城が再建されることはありませんでした)

出火の原因は諸説あり不明です。着用した娘が次々に亡くなるいわくつきの振袖を本妙寺で焼いたところ、振袖が舞い上がり周囲に延焼したとする話しが広まり、振袖火事と呼ばれるようになりますが、これも作り話だとされています。