5代将軍が建設した孔子廟(こうしびょう)は?
1690年儒学振興のために建設された孔子廟(こうしびょう)を何と呼んでいますか?
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湯島聖堂(ゆしませいどう)です。
儒学者 林羅山(はやしらざん)が徳川家康に仕えて以降、林家が侍講(じこう)となり、将軍に学問の講義を行いました。
儒学を重んじた5代将軍徳川綱吉は、儒学振興のため林家の邸宅内にあった孔子廟「先聖殿」と林家の家塾(弘文館 こうぶんかん)を湯島に移します。
孔子廟とは儒教の開祖とされる孔子を祀った建物です。
「先聖殿」は「大成殿」と改められ、付帯する施設が整備され湯島聖堂となりました。
林家の家塾はやがて幕府直属の学問所(昌平坂学問所 しょうへいざかがくもんじょ)となり、優秀な人材を輩出しました。