江戸時代に流通した銀貨の種類は?
江戸時代に流通した四種類の銀貨の名称を答えてください。
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丁銀(ちょうぎん)、豆板銀(まめいたぎん)、一分銀(いちぶぎん)、一朱銀(いっしゅぎん)です。
丁銀・・・なまこ型の銀貨で30~50匁。
豆板銀・・・豆型の銀貨で丁銀の補助貨幣として使用されました。重さは約5匁。
一分銀・・・江戸時代後期に鋳造された銀貨で4枚で1両。
一朱銀・・・江戸時代後期に鋳造された銀貨で4枚で1分。
江戸時代の銀貨は重さを計って使用されました。重さの単位が貫(かん)と匁(もんめ)で、1貫が1000匁です。
一分銀と一朱銀は金貨不足を補うために鋳造された銀貨で、重さではなく枚数で使用されました。
江戸を中心とする東日本では取引に金貨を使い、大坂を中心とする西日本は銀貨を使用しました。そのため「江戸の金遣い、上方の銀遣い」といわれます。