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計数貨幣(けいすうかへい)と秤量貨幣(しょうりょうかへい)の違いは?

江戸時代に使用された計数貨幣と秤量貨幣の違いを簡潔に答えてください。

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計数貨幣(けいすうかへい)は一定の価格が表示されている貨幣で枚数で使用します。金貨と銭貨は計数貨幣です。

秤量貨幣(しょうりょうかへい)は重さを計って使用する貨幣です。銀貨は基本的に秤量貨幣ですが、一分銀と一朱銀は枚数で使用されました。

江戸時代後期になると金貨が不足します。幕府は金貨のかわりに使用する貨幣として一分銀と一朱銀を鋳造しました。そのため一分銀と一朱銀は重さではなく金貨と同じように枚数で使用しました。一分銀4枚で金貨1枚(小判一両)、一朱銀16枚で金貨1枚(小判一両)の価値とされました。

・金貨と銭貨は計数貨幣
・銀貨のうち丁銀と豆板銀は秤量貨幣、一分銀と一朱銀は計数貨幣