徳川吉宗が行った新田開発は?
幕府の財政を立て直すため徳川吉宗は新田開発を推奨しました。この新田開発を何と呼んでいますか?
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町人請負新田(ちょうにんうけおいしんでん)です。
8代将軍に就任した徳川吉宗は、幕府の財政を立て直すために様々な政策を実行します。そのうちのひとつが新田開発でした。
新たに田畑を開墾することにより税収はアップしますが、新田開発には多額の費用がかかりました。そこで吉宗は新田開発を裕福な町人(商人)に請け負わす施策をとります。
新田の開発に成功した町人(商人)は土地の所有が認められたり、一定期間年貢が免税されるなどの措置がとられるので、町人(商人)にとっても大きなメリットがありました。
鴻池(こうのうけ)新田、飯沼(いいぬま)新田、見沼(みぬま)新田、武蔵野(むさしの)新田などが町人請負新田の代表例です。