林子平（はやししへい）、山東京伝（さんとうきょうでん）、恋川春町（こいかわはるまち）です。

林子平・・・ロシアの南下に危機を感じた兵学者 林子平は「海国兵談（かいこくへいだん）」を著し海防の重要性を説きますが、幕府の政策を批判したとして禁固刑を受け「海国兵談」は発禁になりました。

山東京伝・・・洒落本作家。洒落本（しゃれぼん）は民衆が読む小説で吉原などの遊郭を舞台に面白おかしく描いた読み物。風俗を乱した罪で手鎖(てぐさり)50日の刑を受けました。

恋川春町・・・黄表紙作家。黄表紙（きびょうし）は風刺や洒落などをおりまぜた大人向けの絵本。寛政の改革を風刺した罪で弾圧を受け死去。自殺説もあります。