雄藩（ゆうはん）です。

18世紀諸藩で行われた改革は主に財政再建と人材育成です。新田開発、殖産興業、商品の専売制を行い財政を立て直すとともに、藩校を設立して人材育成にも力を入れました。

19世紀に入ると優秀な下級藩士を登用してさらに大胆な改革を行います。改革に成功した藩は幕末になると軍備を近代化し政局を左右する存在になりました。

これらの藩を雄藩と呼んでいます。薩摩藩、長州藩、土佐藩、肥前藩のいわゆる薩長土肥（さっちょうどひ）が西南雄藩です。

この他にも越前藩、水戸藩、広島藩、宇和島藩なども改革に成功した藩です。