幕末に佐賀藩(肥前藩)で行われた農地改革は?
佐賀藩主鍋島直正(なべしまなおまさ)が行なった農地改革を何と呼んでいますか?
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均田制(きんでんせい)です。
藩政改革を主導する鍋島直正は、豪商など裕福な町人が地主になっていた農地をいったん取り上げ、地主と小作人に再分配しました。
没落して水呑百姓(小作人)となった農民に土地を与えることで本百姓体制を立て直そうとしたのです。
直正は陶磁器(有田焼)や石炭の専売制を行い、反射炉の製造など殖産興業を推進します。
藩政改革に成功した佐賀藩は雄藩と呼ばれ幕末の政局を左右する存在になったのです。