ラクスマンです。
1782年江戸へ向かう途中、駿河沖で遭難した大黒屋光太夫(だいこくやこうだゆう)一行は北方に流されます。
漂着した島で4年間を過ごすと、知り合いになったラクスマンの助けをかりロシアに渡った光太夫は、女帝エカテリーナ2世に謁見しました。
翌年、光太夫たちはラクスマンの船に乗船して日本に帰国しますが、このときロシアは通商を求める書簡を幕府に渡します。
鎖国体制をとっていた幕府は長崎への入港証をラクスマンに与えますが、通商は拒否したため、ラクスマン一行はあきらめロシアに帰国しました。