1866年幕府軍が長州藩領に攻め込んだ戦いは?
藩論を武備恭順に転換した長州藩に対し幕府は軍勢を整え攻め込みます。1866年に起きたこの戦いを何と呼んでいますか?
答えはこちら
第二次長州征伐(だいにじちょうしゅうせいばつ)です。
功山寺で挙兵した高杉晋作の活躍もあり、攘夷派が藩政を掌握した長州藩は軍備を増強し戦いに備えます。
幕府は諸藩に動員命令を出し再び長州に向け進軍しました。しかし、薩摩藩と手を結び最新の銃器を揃えた長州藩の反撃を受け敗れます。
14代将軍徳川家茂病没という不幸が重なった幕府は、一橋慶喜(ひとつばしよしのぶ)が朝廷に働きかけ停戦の詔勅を得ると、長州征伐に反対していた勝海舟を呼び寄せ交渉にあたらせます。
勝海舟の尽力もあり長州藩との間で停戦合意が結ばれたことで第二次長州征伐は終了しました。