1867年幕府は政権を朝廷に返上します。このときの将軍と返上を幕府に建白した雄藩、この出来事の名称は?
第二次長州征伐の失敗により倒幕の機運が高まると、幕府は先手を打ち政権を朝廷に返上します。このときの将軍と返上を幕府に建白した雄藩、この出来事の名称を答えてください。
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徳川慶喜(とくがわよしのぶ)、土佐藩、大政奉還(たいせいほうかん)です。
第二次長州征伐で長州一藩に敗退した幕府の威信は地に落ちます。
薩長同盟により長州を支援していた薩摩藩では西郷隆盛を中心とする在京勢力が広島藩の攘夷派と連携をとり倒幕へと動き出します。
体制を崩壊させるような急進的な改革を望まない土佐藩では、坂本龍馬や後藤象二郎が大政奉還を唱えると前土佐藩主山内容堂はこの考えを採用し幕府に建白書を提出しました。
土佐藩の建白を受けた15代将軍徳川慶喜は政権を朝廷に返上します。慶応3年10月15日(1867年)朝廷が大政奉還を受理したことで成立しました。