日本で最初に関白(かんぱく)に就任した人物は?
摂政 藤原良房の養子となり、日本で最初に関白(かんぱく)に就任した人物の名前を答えてください。
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藤原基経(ふじわらのもとつね)です。
藤原基経は藤原良房の兄長良(ながよし)の子です。叔父の良房に子がいなかったため養子となりました。
良房の死後も他氏排斥を行い、藤原氏の勢力拡大に努めます。清和、陽成、光孝、宇多と4代の天皇に仕え、日本最初の関白に就任しました。
摂政は幼い天皇を補佐する職、関白は成人した天皇を補佐する職です。
関白の就任時期については884年と887年説があります。
陽成天皇を廃して光孝天皇を即位させたときに実質的な関白となります。887年宇多天皇の詔によって正式に関白となりました。