天皇の外戚となった藤原氏が行った政治を何と呼んでいますか?
母方の親族を外戚(がいせき)といいますが、自分の娘を天皇に嫁がせ外戚として権力を握った藤原氏の政治手法を何と呼んでいますか?
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摂関政治(せっかんせいじ)です。
自分の娘を天皇に嫁がせる→皇子を出産→生まれた皇子を即位させて天皇にする→権力を独占。
平安時代の藤原氏は天皇の外戚になることで権力を掌握しました。
摂政、関白という要職に就き政治を主導したことから、藤原氏の政治手法を摂関政治と呼んでいます。
藤原冬嗣、良房、基経、時平は有力な貴族を排斥して藤原氏の地位を確固たるものとします。
969年に起きた安和の変以降、藤原氏に対抗できる勢力はいなくなり、摂政、関白をめぐる藤原氏一族内の対立へと進展していきます。