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法成寺(ほうじょうじ)を建立して御堂関白(みどうかんぱく)と呼ばれた人物は?

法成寺(ほうじょうじ)を建立して御堂関白(みどうかんぱく)と呼ばれた人物の名前を答えてください。

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藤原道長(ふじわらのみちなが)です。

道長は藤原北家の嫡流 兼家の五男として誕生しました。兄の道隆は摂政と関白、道兼は関白に就任しますが、ともに病没すると嫡流(藤氏長者)の地位を巡り兄道隆の子伊周と対立します。

この争いに勝った道長は摂政となり、四人の娘を天皇に嫁がせ外戚として権力を掌握し、およそ30年間政界に君臨しました。晩年には大伽藍を持つ壮大な法成寺を造営して藤原氏の力を世間に知らしめます。

法成寺の別称が「御堂」であったことから、道長は「御堂関白」と呼ばれますが、実際には道長は関白になっていません。