1051年陸奥国で起きた反乱は?
1051年陸奥国の安倍氏が国司と対立して反乱を起こします。この乱の名称を答えてください。
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前九年の役(ぜんくねんのえき)です。
陸奥国で勢力を持っていた豪族 安倍氏が租税などをめぐり国司と対立します。陸奥守 藤原登任(ふじわらのなりとう)は兵を率いて安倍頼時(あべのよりとき)を攻めますが、激しい抵抗を受け敗退しました。
朝廷は源頼義(みなもとのよりよし)を陸奥守に任命して反乱の鎮圧を命じます。陸奥国に侵攻した頼義は苦戦しますが、出羽国の豪族清原氏を味方につけると安倍氏の守る柵を次々に落とし勝利を得ました。
没落した安倍氏にかわり清原氏が奥羽で勢力を伸ばすことになったのです。この反乱はおよそ12年間(1051年~1062年)続いたことから、「奥州十二年合戦」とも呼ばれています。