荘官、預所、預所代、下司、公文、荘民の関係性や違いは?
荘園を管理する荘官(預所、預所代、下司、公文)と荘民それぞれの職務を簡潔に答えてください。
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■荘官(しょうかん)・・・荘園の所有者(領家)から任命され、現地で荘園を管理する人たちの総称。
■預所(あずかりどころ)・・・荘官の構成員で荘官の責任者。領家から派遣されたり、在地の領主や開発領主が任命されました。
■預所代(あずかりどころだい)・・・管理する荘園が複数あり、預所だけでは対応できない場合に代官として預所代を置き荘園を管理させました。
■下司(げし)と公文(くもん)・・・荘官の構成員で実務を行う下級役人を下司といいます。下司の中で、文書の記録や管理を担当する役人が公文です。
■荘民(しょうみん)・・・荘田を耕作する農民。