水鳥が飛び立つ羽音に驚いた平氏軍が敗走した戦いは?
石橋山の戦いの敗戦後、体制を整えた源頼朝は、平清盛が派遣した追討軍と駿河国で対峙しました。この戦いの名称を答えてください。
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富士川の戦い(ふじがわのたたかい)です。
石橋山の敗戦で安房国に逃れた源頼朝は、三浦氏、千葉氏、上総氏など有力豪族を味方につけ勢力を回復します。
平清盛は、維盛を総大将とする追討軍を編成して関東に派遣しました。平維盛は清盛の嫡孫(清盛の嫡男重盛の長男が維盛)です。
頼朝は挙兵していた甲斐源氏 武田氏と協力して平氏の追討軍を富士川で迎え撃つ体制をとります。寄せ集めの兵で構成された平家軍の士気は低く、兵力のうえでも劣勢でした。
夜襲をしかける武田軍の動きに、富士川に居た水鳥が驚きいっせいに飛び立ちます。この羽音に恐怖した平氏軍はわれ先に逃亡し、頼朝軍は戦わずして勝利をおさめました。