人の形をしたもので、呪術や収穫、安産を祈るために用いられたのは?
縄文時代の遺跡から出土される、人の形をしたもので、呪術や収穫、生殖を祈るために用いられたのは何でしょうか?
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土偶(どぐう)です。
女性の形をしたものが多く、呪術や収穫、安産などを祈るために使用されたと考えられています。
日本最古の土偶は、滋賀県相谷熊原遺跡(あいだにくまはらいせき)から出土したもので、およそ1万3千年前。
三重県の粥見井尻遺跡(かゆみいじりいせき)から出土したものが、およそ1万2千年前と推測されています。
どちらも縄文時代草創期につくられました。