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承久の乱(じょうきゅうのらん)で廃位となった天皇は?

承久の乱の結果、朝廷側が敗れ三人の上皇が配流となり、天皇の廃位が決まります。このとき廃位された天皇は誰でしょう?

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仲恭天皇(ちゅうきょうてんのう)です。

仲恭天皇の父は順徳上皇。承久の乱が起こると、順徳天皇は当時4歳の懐成親王(かねなりしんのう)に譲位して上皇となります。しかし、朝廷側が敗れたため懐成親王(仲恭天皇)はわずか78日で廃位となりました。

順徳上皇は流罪となり、懐成親王は外祖父である九条道家(くじょうみちいえ)に引き取られ17歳で病死します。そのため、懐成親王は九条廃帝(くじょうはいてい)とも呼ばれます。

懐成親王は歴代天皇の中に数えられていなかったのですが、明治になって名誉が回復され、仲恭天皇という諡号(贈り名)に決まりました。