蒙古襲来絵詞(もうこしゅうらいえことば)を描かせた肥後国の御家人は?
文永の役での戦闘の様子を描いた、蒙古襲来絵詞(もうこしゅうらいえことば)を作成した、肥後国の御家人の名前を答えてください。
答えはこちら
竹崎季長(たけざきすえなが)です。
肥後国の御家人であった竹崎季長は文永の役に出陣し元軍と戦闘を行いますが、恩賞を受けることができなかったため、鎌倉に行き恩賞奉行安達泰盛(あだちやすもり)に直訴します。
その結果、武功が認められ肥後国(一部の地域)の地頭に任命されました。弘安の役でも出陣し軍功をあげます。
竹崎は元軍との戦いや鎌倉での直訴の様子を描かせた絵巻物を甲佐大明神(こうさだいみょうじん)に奉納しました。これが「蒙古襲来絵詞」です(原本は宮内庁所蔵)写本は九州大学附属図書館などで所蔵されています。