後深草天皇(ごふかくさてんのう)の系統は?
鎌倉時代朝廷は2つの系統に分裂しますが、後深草天皇(ごふかくさてんのう)の系統を何と呼んでいるでしょう?
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持明院統(じみょういんとう)です。
後嵯峨天皇(ごさがてんのう)の第二皇子であった後深草天皇は1246年に即位しますが、弟の亀山天皇を溺愛していた父の要請で、皇位を弟に譲渡しました。
さらに亀山天皇の皇子世仁親王が立太子となったことから、後深草天皇が不満を抱き、以後この2つの系統が対立することになったのです。
持明院統は長講堂領(ちょうこうどうりょう)を継承し、のちに北朝となりました。