倭の五王と推定される天皇を答えてください
南朝 宋の正史である「宋書」に記載されている倭の五王の名称と、推定される天皇を答えてください。
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讃、珍、済、興、武(さん、ちん、せい、こう、ぶ)です。
中国が南と北の王朝に分かれていた時代を南北朝時代といいます。南朝は宋→斉→梁→陳という順番に王朝が設立されます。
宋の正史である「宋書」の倭国伝には、倭の五王が宋(南朝)に朝貢し官位を授かったことが記述されています。「宋書」に登場する倭の五王とはどの天皇なのでしょうか?
済は允恭天皇、興は安康天皇、武は雄略天皇と推測されています。讃は応神天皇、仁徳天皇、履中天皇のいずれか、 珍は仁徳天皇、反正天皇のどちらかだと考えられています。
倭の五王が朝貢した理由については、国内での優位性を保ち勢力を拡大するため、朝鮮半島で日本の影響力を強めるためなど諸説あります。