4世紀(356年頃)に朝鮮半島南東部で建国した国は?
朝鮮半島南東部にあった斯盧(しろ)国は、周囲の国を統合して356年頃に建国します。この国は何でしょう?
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新羅(しらぎ)です。
朝鮮半島の南東部は、辰韓(しんかん)と呼ばれていました。この地域には12の小国が存在していましたが、その中の斯盧(しろ)国が周囲の国を統合して356年頃に新羅を建国します。
618年中国で唐が建国されると、新羅は唐と手を結び660年に百済を滅ぼします。663年には百済と親交のあった日本が、百済の旧臣と手を組み唐・新羅連合と戦いますが、敗戦を喫します(白村江の戦い)。
日本を退けた新羅は、さらに668年になると高句麗をも滅ぼします。朝鮮半島を掌中に収めた新羅は、半島から唐の勢力を追い出し676年に朝鮮半島を統一しました。