4世紀(345年頃)に朝鮮半島南西部で建国した国は?
朝鮮半島南西部にあった伯済国(はくさいこく)は、周囲の国を統合して345年頃に建国します。この国は何でしょう?
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百済(くだら)です。
朝鮮半島の南西部は、馬韓(ばかん)と呼ばれていました。この地域には50程の小国が存在していましたが、その中の伯済国(はくさいこく)が周囲の国を統合して4世紀(345年頃)に百済を建国します。
同じく朝鮮半島にあった高句麗や新羅と敵対、同盟を繰り返しながら三国時代を形成しました。6世紀に入るとしだいに新羅に押されるようになったため、日本との同盟を強化します。
26代聖王(日本書紀では聖明王)の時代に日本に仏教を伝えますが、660年唐・新羅連合軍に侵攻され百済は滅亡します。
日本は百済の復興を支援するため兵を送り唐・新羅連合軍と戦いますが大敗を喫し大きなダメージを負いました(白村江の戦い)